(CNN) 米アップルは2日、より低価格のスマートフォン「iPhone(アイフォーン)17」の新モデル「17e」を発表した。主力製品であるiPhoneを軸に、人工知能(AI)分野で後れを取っているとの懸念を払拭(ふっしょく)する狙いがある。
新しい「17e」の価格は599ドルからで、上位機種「17」の機能を一部簡略化したモデル。同じプロセッサーを搭載するが、画面はやや小さい。ブラック、ホワイト、ピンクの3色展開で、前モデルより記憶容量が増えている。発売は3月11日。
アップルは通常、上位機種のiPhoneのように廉価版を毎年投入するわけではない。だが昨年に「16e」を投入しており、従来の低価格帯モデル「SE」シリーズが不定期に発売されてきたのとは異なる動きだ。今回の新機種は、より安価な端末への需要が高まっていることを示唆している可能性がある。また、「Air(エア)」が控えめな評価にとどまった後、「16e」が消費者に好評だったことも背景にあるとみられる。
iPhoneの販売は、AI開発競争におけるアップルの立ち位置を巡るウォール街の懸念を和らげるうえでも重要な役割を果たしている。アップルは2025年10~12月期決算で市場予想を上回る売上高を計上し、その大半は「17」の好調に支えられた。昨年はiPhoneの買い替えが過去最高水準となり、アンドロイド端末から乗り換えた利用者も2桁成長となった。
「17e」は「17」より200ドル安く、アップルのAIシステム「アップルインテリジェンス」に対応していない旧型機種の利用者を取り込むことで、同機能の普及拡大にもつながる可能性がある。
一方で、発売のタイミングはスマートフォン業界全体にとって厳しい時期でもある。AI需要に伴うメモリー不足が続いているためだ。
アップルは同日、新型「iPad Air」も発表した。
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