(CNN) 米国とイスラエルの攻撃で政権に深手を負ったにもかかわらず、イラン政府は中東各地で攻撃を続けている。
イスラエルは昨年6月、イランに対する奇襲攻撃を仕掛け、核プログラムの一部を破壊。ミサイル生産拠点に深刻な損害を与えたほか、軍の有力指揮官を殺害した。
被った損失は大きいが、衛星画像の分析では、イランがミサイル施設の再建を進めており、複数の核関連施設で急速に防御を固めていることが示されている。
米国とイスラエルの空からの攻撃で最高指導者ハメネイ師が死亡したことは、両国にとって明白な勝利といえる。その一方で、先行きには大きな不透明感が残る。
他の有力指導者の排除も含め、イランの目標に対する攻撃は大きな成果を上げているというのが米国とイスラエルの主張だが、アナリストの指摘では、独立機関の人工衛星画像でイラン国内の被害が確認された例はまだわずかだ。これまでに衛星画像で確認された被害としては、ハメネイ師の邸宅の破壊や、停泊中のイラン軍艦艇の上空に立ち上る煙などがある。
米国とイスラエルによる攻撃初日の成果について確かな情報が得られ、追加の衛星写真の証拠が入手可能になるまでには、少なくとも48時間かかるとの見方もある。
イランのミサイル戦力の破壊については独立した証拠が乏しく、イラン政府がどの程度の火力を保持しているのか疑問が解消されていない状況だ。
イランは今回の衝突が始まって以降、中東各地の目標に対して反撃しており、弾道ミサイル数百発と1000機を超えるドローン(無人機)を投入したとの情報もある。ただ、アナリストの指摘によると、イランは昨年夏のイスラエルとの「12日間戦争」では保有するミサイルやドローンの大半を後半まで温存していたとされる。
イランの反撃: その兆候が見えたのは3月1日未明だ。イランは中東各地への新たな攻撃に着手したと発表し、アラブ首長国連邦(UAE)ドバイやバーレーン、アブダビ、カタール、イスラエルでは午前中を通じてイランの兵器の襲来が報告された。
戦闘開始後のイランの反撃を捉えた映像には、攻撃対象となったイスラエルやUAE、バーレーンのような国で大量のミサイル迎撃兵器が使用される様子が映っている。
備蓄: 特に米国とイスラエルは昨年夏の12日間戦争で、数が限られ、補充も難しい防空迎撃兵器を大量に使用した。もしイランが長期戦に備えて弾道ミサイルや無人機を温存しているのであれば、現在の備蓄がどれほど持つかには疑問も残る。
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