イスラマバード(CNN) アフガニスタンとパキスタンが再び戦闘を開始し、険しい国境を越えて猛烈な爆撃と迫撃砲射撃の応酬を繰り広げている。パキスタンの国防相は自国の忍耐が「尽きた」と述べ、イスラム主義勢力タリバンの支配下にある隣国アフガニスタンに対し「開戦」を宣言した。
パキスタン軍とタリバン戦闘員とは、かねて断続的な紛争を繰り広げてきた。前者が資金力と核兵器を擁する一方、屈強な後者は長年の反乱を経て、米軍と北大西洋条約機構(NATO)軍に勝利している。
この地域の不安定化に拍車を掛ける恐れのあるこの最新の衝突について、現在わかっていることを以下にまとめる。
26日深夜、タリバン軍はパキスタン軍陣地への攻撃を両国国境に沿う形で開始した。険しい山々と砂漠を縫うように約2600キロにわたって伸びる国境は、侵入が容易な係争地帯となっている。
アフガニスタンはこれらの攻撃について、パキスタンによる爆撃への報復だと述べた。パキスタンは週末、武装組織の拠点とされる場所を爆撃。これにより少なくとも18人が死亡していた。
一方のパキスタンは27日未明、「正義の怒り作戦」と銘打った作戦を開始した。
パキスタンはアフガニスタンの首都カブール、南東部パクティア州、そしてタリバンの精神的発祥の地とされるカンダハルに対して空爆を実施。パキスタン側はこれらの標的をタリバンの防衛施設と説明している。
カブール在住の女性は、27日に大きな爆発音で家族が目を覚ました瞬間を振り返り、「恐怖に震えた」と語った。CNNは安全上の理由から女性の名前を伏せている。
27日の攻撃による死傷者数について、両国の報告は異なっている。パキスタンは自国軍がアフガニスタンのタリバン戦闘員133人を殺害したと主張。一方アフガニスタンは、自国兵士8人が死亡したと発表している。CNNは、戦闘が繰り広げられている遠隔地からの報告の内容を確認できていない。
パキスタン北西部バジャウル地区では、アフガニスタンのタリバンが発射した迫撃砲弾が住宅に着弾し、警察によると子ども2人と女性1人を含む5人が負傷した。
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