「きょうのお値段」は、5年間で10倍に伸びているルイボスティーの市場規模「約200億円」です。真っ赤な見た目と特徴的な風味がする「ルイボスティー」は、定番飲料に仲間入りするのでしょうか。
■ノンカフェインで飲みやすい!人気急上昇のルイボスティー
出水麻衣キャスター:
最近ではコンビニやスーパーでもよく見かけるようになったルイボスティー。
人気の理由は「ノンカフェイン」にあるといいます。
30代
「妊娠中や授乳中にも飲める」
20代
「寝る前に飲んでもあまり影響がない」
実は今、ルイボスティーの専門店も登場しています。
「H&F BELX 有楽町マルイ店」では、ライチや蜂蜜など約50種類のルイボスティーを販売。試飲もすることができます。
お客さんが試飲していたのは、人気のピスタチオフレーバー。
▼プレミアムルイボスティー ピスタチオ(2.0g×20包):995円
30代
「ピスタチオを嚙んだときに感じる豆の風味が飲んだだけでしっかりする」
こちらの店舗では、多い時には一日約350人が来店。店舗の数は、この3年間で約4倍にまで増えています。
「H&F BELX 」鎌田聖子さん
「1日ティーバッグを入れたままでお召し上がりいただける。つぎ足しながら色が出なくなるまで、しっかり楽しんでいただけるので、意外とコスパもいい」
■唯一の原産国は南アフリカ共和国 特殊環境で育つルイボスとは
出水麻衣キャスター:
ルイボスティーについて、街の皆さんの声を聞いてみました。
「家族がお水代わりに飲んでいて飲みやすい」
「妊娠中は飲める物が限られる(ノンカフェインの)ルイボスティーは助かった」
「ノンカフェインなので寝る前に飲めるし、リラックスできる」
そもそもルイボスティーとはどういったお茶なのでしょうか?
唯一の原産国は南アフリカ共和国です。ケープタウンから北200kmにあるセダーバーグ地方でのみ栽培されています。
高原地帯で、夏には気温が48℃まで上がり、冬は0℃まで下がります。また、夏は日中の寒暖差が30℃の日もあり、非常に特殊な環境で育つため、この地域でしか栽培の成功事例がないといわれています。
南アフリカ観光局によると、「ルイボス」は現地語で「赤いやぶ」を意味します。
ルイボスはマメ科の低木で、葉と茎を乾燥・発酵させたものがルイボスティーの茶葉になるんです。
緑茶や紅茶はツバキ科なのでカフェインが含まれますが、マメ科はカフェインが含まれず、ノンカフェインのお茶となります。
■最大の輸出先は日本 12年間で約8倍
出水キャスター:
現在は南アフリカから多くの国に輸出されているルイボスですが、際立つのは「日本への輸出量」です。
【ルイボスの日本への輸出量】(南アフリカルイボス協議会・ルイボス マーケティング リミテッドより)
▼2012年:384トン
▼2024年:2910トン
右肩上がりで、12年間で約8倍に伸び、現在では約3000トン輸入されています。
世界的にも色々な国に輸出されています。主な輸出先を見てみると…
【南アフリカからのルイボスの主な輸出先(2024年)】
1位:日本 30%
2位:ドイツ 17%
3位:オランダ 10%
主な輸出先の1位は日本で、約3割を占めています。
■ティーバッグは捨てないで!飲む以外の活用法
出水キャスター:
ルイボスについて調べていて、私が注目したのは「飲む以外の活用法」です。
現地の南アフリカでは、ルイボスは飲む以外にも▼化粧水、▼ハンドクリーム、▼リップバームなどにも使われています。また、▼葉を粉状にしてドーナツなどのスイーツにも活用されています。
ただ、南アフリカ観光局によると「このような商品は日本ではまだ普及していません」といいます。
そこで、南アフリカから来日した人の中で行われているのが「ルイボス風呂」です。
使い終わった茶葉のティーバッグを5個くらい捨てずに取っておいて、バスボム代わりに浴槽へ入れると、「お肌がつるつるになる」と評判なんです。
■日本での“ルイボス人気”が栽培地の雇用創出に
出水キャスター:
日本での人気について、現地・南アフリカのルイボス協議会によると「日本での人気はルイボスの世界的な評価や信頼性を高めています。また栽培地で数千人の雇用も支えています」ということです。
ルイボスは、傷がついた部分から発酵が始まってしまうため、全て人の手で摘み取られているそうで、人気が雇用創出につながっているといいます。
ただ、気候によって収穫量に幅がでやすいため、伸び続ける需要に対して、今後も適正な質・価格で供給されるのかという課題も残されています。
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