ニューヨーク(CNN) 米メディア大手パラマウント・スカイダンスは、同業のワーナー・ブラザース・ディスカバリー(WBD)に対する買収提案について、正式に1株31ドル(約4800円)に引き上げた。これを受け、WBD取締役会は、買収の可能性を巡るパラマウントとの協議期間を延長すると発表した。
パラマウントは価格引き上げに加え、規制上の問題により取引が成立しなかった場合にWBDに70億ドルを支払うと約束するなど、提案内容を複数の点で上積みした。
WBDは最良の条件を引き出すため、パラマウントとの協議を継続する。ただしWBDは、配信大手ネットフリックスとの契約は「引き続き有効だ」と強調している。アナリストは、ネットフリックスが対抗して同額を提示する可能性が高いとみている。
パラマウントはこれまで1株30ドルを提示していたが、WBDはこの提案について、スタジオと動画配信事業をネットフリックスに売却する契約より「劣る」として拒否していた。パラマウントは敵対的買収として、WBDの株主に直接訴えかけている。
ネットフリックスは先週、WBDに対し、パラマウントとの協議を行うための7日間の猶予を認めた。同時に、パラマウントの取り組みについてはエンターテインメント業界にとって「継続的な妨げ」と指摘した。
WBD側の狙いは、パラマウントの「最終かつ最高」の提案を見極め、株主に状況の明確な見通しを示すことにあった。
WBD取締役会は24日午前、提案を「検討中」と発表したが、価格の詳細は明らかにしなかった。
同日午後、取締役会は、パラマウントの提案について、ネットフリックスとの合併契約で定義される「会社にとってより優れた提案」につながることが合理的に期待できると判断したと発表した。
取締役会は、新たな1株31ドルの提案が実際にネットフリックスとの合併より優れているかどうかについては「まだ判断していない」としている。
仮に優れていると判断された場合、ネットフリックスには4日以内に対抗案を提示する機会が与えられる。ただし、ネットフリックスはその発表を待たずに、パラマウントの提示額に並ぶことも可能だ。
ネットフリックスとの合併は、WBDが今夏に二つの上場企業に分割する計画を前提としている。
WBDは先に、3月20日に臨時株主総会を開き、ネットフリックスによる買収を承認するよう求めると明らかにしていた。ネットフリックスはスタジオと動画配信事業を対象に1株27.75ドルを提示している。
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