日本に来る中国人観光客が減る一方、東南アジア、特にタイからの観光客は増えているということです。
タイ人がこぞって訪れる、意外な観光スポットを取材しました。
■タイ人の爆買い聖地“紫ビル” 何を買う?
山形純菜キャスター:
“紫ビル”ともいわれる1947年創業の老舗ディスカウントストア「多慶屋(たけや)」はタイ人に非常に人気で、客の2割を占めているということです。皆さん、何を買っているのでしょうか。
23日に多慶屋で取材をすると、タイからの観光客は「日差しが強いタイで重宝。肌質に合わせて選べる豊富なラインナップ」と、日焼け止めを買っていました。日本の日焼け止めは、種類が豊富で良いということです。
それから、タイでもタイ米を食べるということで、ごはんのお供である“ふりかけ”も人気だといいます。
特に、今タイのSNSで話題になっているのが「ふりかけるザクザクわかめ 食べるラー油味」という商品です。
タイ出身の通訳によると「タイのパラパラとしたコメには“しっとり系”が合う」ということで、鮭や明太子などの“ソフトふりかけ”がタイ人に人気だといいます。
■“再び訪れたい国”の1位に日本 人気の体験は?
山形キャスター:
今、東南アジアから日本に訪れる観光客が増えている中、リピーター客も増えているようです。
世界20の国・地域1万2400人を対象とした「電通ジャパンブランド調査2025」で、“再び観光に訪れたい国”の1位に選ばれたのが日本です。2位の韓国とは30ポイント以上離して、圧倒的だったということです。
来日2回目以降の人気体験としては、▼和食、▼四季の体験、▼伝統文化の体験、▼コンビニでの買い物などが挙げられるようです。
来日4回目というシンガポールの男性は「シンガポールではサッカーやバスケが人気。東京ドームで野球観戦をしたい」と話していました。
一方、来日10回目というフィリピンからの観光客は「温泉にはまり、銭湯巡りをしてみたい」そうです。
日本の文化はもちろん、日本人の生活を味わいたいという方が増えている印象です。
ハロルド・ジョージ・メイさん:
温泉はほかの国にはない日本の文化であり、その地域の材料を使った日本食も食べられます。また、写真を撮ったり山・海も楽しめたりと、温泉は全部が濃縮されたものだと思います。
出水麻衣キャスター:
アジア人であればお風呂に入る文化があるので、より温泉文化との親和性が高そうです。
■訪日ロシア人が過去最多に ビザセンターは大行列
山形キャスター:
そして今、東南アジアだけではなく、ロシアから日本に来る人も増えているようです。
訪日ロシア人の推移をみると、2025年には19万4900人と過去最多(日本政府観光局より)を更新しています。
東京・吉祥寺にあるロシア料理店「Cafe RUSSIA」のアルチョムさん(ロシア出身、マネージャー)は「ロシア国内にはあまりない“桜の時期”に合わせて日本を訪れる人が増えているのでは」としています。
さらに、「鬼滅の刃」や「NARUTO -ナルト-」など、ロシアのテレビで流れる日本のアニメも非常に人気だということです。
また、ウクライナ侵攻以降、ヨーロッパではビザの手続きが厳格化されました。その一方、日本はビザの申請が無料で、最短4日で取得ができるという点もロシア人が増えている理由だとみられています。
モスクワの日本大使館では連日、手続き待ちの行列ができていて、2月12日にはビザセンターも新設されたということです。
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<プロフィール>
ハロルド・ジョージ・メイさん
プロ経営者 1963年オランダ生まれ
現パナソニック顧問・アース製薬の社外取締役など
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