ロンドン(CNN) 19日に逮捕された英国のアンドルー元王子を巡り、警察は元王子が性犯罪で起訴され勾留中に死亡した米富豪、ジェフリー・エプスタイン氏と機密情報を共有したとする疑惑について捜査中だと述べている。
20日の英紙の報道によれば、捜査終了の時点で英国議会が元王子を王位の継承順位から外すことを検討する見通しだという。
元王子は、米司法省がエプスタイン氏に関する数百万点に及ぶ文書を公開した後に浮上した最新の疑惑について、公には反応していない。これまで取り沙汰された不正行為に関してはすべての疑惑を再三否定し、エプスタイン氏が告発されている行為について目撃したことも、疑念を抱いたこともないと述べている。
一方、ロンドン警視庁は20日、アンドルー元王子の現役および元の王室警護官に対し、「見聞きしたあらゆる内容がエプスタイン氏とその関係者への捜査と関連がないかどうかを慎重に検討する」よう促したと発表した。
本人の逮捕という劇的な展開を経て、アンドルー元王子を巡る騒動は今後どう動いていくのだろうか。
テムズバレー警察に身柄を拘束される中で66歳の誕生日を過ごしたアンドルー元王子は、19日の夜に釈放された。ノーフォーク州サンドリンガムの私邸に戻ったのは拘束されてから10時間後だった。
これは処分保留のままの釈放で、保釈と異なりアンドルー元王子にはいかなる条件も課されていない。
とはいえ元王子がこれ以上当局の聴取を受けないというわけではなく、再逮捕や追加の尋問を求められる可能性もある。
英国人弁護士のクロエ・ジェイ氏はCNNの取材に答え、アンドルー元王子について、身柄の拘束中に尋問を受けた際、「警察に調べてほしいこと」を提示できた可能性があると指摘した。そこには潜在的な証人や釈明の内容などが含まれる。警察はそれらを証拠として捜査する義務があるという。
20日午前には、ロンドン西郊バークシャーの「ロイヤル・ロッジ」に捜査員たちが到着し、捜索を続ける様子が見られた。ロイヤル・ロッジはアンドルー元王子の以前の住居だ。
ロンドン警視庁に30年勤務した元幹部のダル・バブ氏は19日、「ある人物が逮捕されると、本人が管理・所有する不動産の捜索が認められる」と説明。「警察は電子機器と、そこに保存されているあらゆる情報を探すことになる」と付け加えた。
警察は入手できる証拠を収集し続けるため、この段階の捜査は長期にわたる可能性がある。警察の捜査後、最終的にアンドルー元王子を起訴・訴追するのに十分な証拠があるかどうかを判断するのは公訴局(CPS)になる。
CPSはこれまでのところ、公務上の不正行為に対する捜査の一環として、テムズバレー警察に「初期段階の捜査助言」を提供していない。これはCPSの弁護士が捜査官に対し、捜査の進め方に関する正式な指示を与えていないことを意味する。
起訴の期限は設けられていない。
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