【2月20日 AFP】フランスのフィリップ・タバロ運輸相は19日、警備を強化するため、フランスの鉄道とパリの地下鉄における安全を確保することを任務とする鉄道警察隊員数百人に試験的にスタンガンを装備させると発表した。容疑者を拘束する前に、ショックを与えて一時的に無力化するのが狙いだという。
だが、鉄道警察隊によるこうした兵器の使用は物議を醸しており、人権団体は、誤用すれば死者が出る恐れもあると主張している。スタンガン最大手メーカーのテーザー社は、自社製品は安全だと主張している。
タバロ氏は民放TF1に対し、公共交通機関における暴力行為への対応としての電気ショック兵器の使用は「適切」かつ「相応な」ものになると述べた。
鉄道警察隊員の10%、つまり約300~400人が「今後数週間以内に」スタンガンの携行を許可される見通しだ。
タバロ氏は、「国民の皆さんは、交通機関の安全確保を求めている」として、鉄道警察隊員は自らの身と乗客を守ることができなければならないと訴えた。
19日の官報に掲載された内務省と運輸省の告示には、「危険性の高い状況への対応を強化し、銃器の使用を減らし、第三者やフランス国鉄(SNCF)とパリ交通公団(RATP)の治安要員に対する身体的危害のリスクを軽減するため、治安要員はスタンガンの携行を認められる可能性がある」と記されている。
この「非致死性」兵器の携行許可は、告示日から3年間、「試験的に」与えられる。
運輸省筋は、「一部の国ではテーザー銃の有効性が実証されている」と述べた。
フランスでは、詳細な手順を定めた命令が公布され、当該治安要員が事前の訓練を受けた後、この措置が発効するという。
鉄道警察隊員の数は、SNCPが約3000人、RATPが約1000人となっている。全員が訓練を受けており、殺傷武器の携行する権限を与えられている。(c)AFP
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