(CNN) スポーツのマーケティングなどを行う米ワッサーマンを率いるケイシー・ワッサーマン氏が、性犯罪で起訴され勾留中に死亡した米富豪ジェフリー・エプスタイン氏の捜査に関連する文書に記載があったことを受け、所属アーティストの反発に直面している。文書からはエプスタイン氏の飛行機に搭乗していたことや、エプスタイン氏と共謀して未成年者を虐待した罪で禁錮20年の刑を言い渡されたギレーヌ・マクスウェル受刑者と性的なメッセージのやり取りをしていたことが明らかになっている。
動きは徐々に広がっていたが、今週になって歌手チャペル・ローンが同社を離れると発表したことで一気に表面化した。歌手オービル・ペックやシンガー・ソングライターのワイズ・ブラッドらも後に続いた。
ワッサーマン氏は当局から不正行為による訴追を受けていないが、所属タレントやその代理人から退任を突きつけられている。CNNは同社に所属する70人超のアーティストにコメントを求めたが、誰からも回答はなかった。
ワッサーマン氏は、危機に直面した権力者が取るお決まりの手法を選ぶ可能性が高い。暗躍する危機管理PR会社と連携することもできるし、別の危機が世間の話題をさらうことを願って沈黙を守ることもできる。側近が最善と判断した時点で限定的に公に説明することだって可能だ。同氏はまた、自身の事務所にとどまるか離れるかという選択にも直面している。事務所の名称変更も必要になるかもしれない。
ワッサーマン氏は2028年ロサンゼルス五輪の組織委員会の会長も務めている。ロスの複数の当局者がその役職から退くよう求めているにもかかわらず、同委員会は11日、CNNに対し「組織の指導部に関連するあらゆる懸念を検討した結果」、ワッサーマン氏の留任を決定したと述べた。
ワッサーマン氏はアーティストの離脱について公に発言していないが、AP通信が1月に報じた声明の中で、マクスウェル受刑者とのやり取りについて「後悔」の念を示し、やり取りは「彼女の恐ろしい犯罪が明るみに出るずっと以前、20年以上前に行われたものだ」と釈明した。
声明は「ジェフリー・エプスタイン氏と個人的または業務上の関係を持ったことは一度もない。詳述されている通り、02年にクリントン財団の代表団の一員として人道的視察に参加し、エプスタイン氏の飛行機に搭乗した。2人と関わりを持ったことについて強く後悔している」としている。
司法省がエプスタイン氏の捜査に関連する300万ページに及ぶ文書を公開して以来、説明責任を求める声は高まり続けている。
公開された文書によれば、ワッサーマン氏とマクスウェル受刑者の親密なメッセージは、03年に交わされた。
同年4月1日のメールでは、当時結婚していたワッサーマン氏がマクスウェル受刑者に「どこにいるの、会いたい」と伝え、マッサージの予約を頼んでいる。
ワッサーマン氏の事務所は長年、スポーツ、音楽、エンターテインメント業界で大きな影響力を持ち、コールドプレイ、エド・シーラン、ケンドリック・ラマー、ジョニ・ミッチェル、トラビス・スコット、ケニー・チェズニーら多数の大物スターを抱えている。
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