ミラノ(CNN) ミラノ・コルティナ冬季オリンピック(五輪)にウクライナ代表として出場しているスケルトン男子のウラジスラフ・ヘラスケビッチ選手(27)が、ウクライナの戦争で死亡したアスリートの写真を入れたヘルメットを使い続けると宣言した。
国際オリンピック委員会(IOC)は先に、ヘラスケビッチ選手の状況に理解を示しながらも、問題のヘルメットの着用は政治的発言を禁じたIOCのガイドラインに「違反する」と指摘。代替として追悼の黒いアームバンド着用を提案していた。
これに対してヘラスケビッチ選手は記者会見で、IOCの決定に背いてヘルメットを着用するのかと質問され、「イエス」と返答。「たとえIOCがこれらのアスリートたちを裏切っても、自分は裏切らない」と言い切った。
CNNの取材に対しては、「このヘルメットを2日前も、昨日も、今日も着ける。明日も着けるし、本番の日も着ける」と語り、「この人たちは自分の命を犠牲にした。だから今、自分がここにいられる。オリンピックに出場できた。だから彼らを裏切らない」と力を込めた。
CNN SportsはIOCにコメントを求めている。
ヘラスケビッチ選手は9日の練習で問題のヘルメットを着用していた。ヘルメットには、戦争で命を落とした選手や監督の白黒写真が貼られている。
「スポーツよりも大切なことがある」「自分の命を犠牲にした人たちを追悼することだ。自分が今ここにいられるのは、この犠牲のおかげだから。自分にとって大切なのは、彼らを追悼すること、そして彼らの家族に敬意を表すること」とヘラスケビッチ選手は話す。
開会式で旗手を務めたヘラスケビッチ選手は、練習後にSNSに投稿した動画の中で、IOCのコミュニケーション担当を務めるトシオ・ツルナガ氏が選手村に来てIOCの決定を告げたと語っていた。
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