(CNN) ウクライナのゼレンスキー大統領は、米国が今夏までにウクライナとロシアの和平合意を成立させたい意向だと明らかにした。だが、領土や安全保障を巡る問題で協議が繰り返し行われているものの、現状の打開には至っていない。
ウクライナ大統領府が7日に公表した発言の中で、ゼレンスキー大統領は「彼らは6月までにすべてを終わらせたいと言っている」と述べた。米国は明確な行動計画を求めているとし、戦争を終結させるためにあらゆる手段を講じるだろうと言い添えた。
ゼレンスキー大統領は「もしロシアが本当に戦争を終わらせる用意があるなら、期限を設定することが極めて重要だ」と語った。
ゼレンスキー大統領によると、米国は1週間以内にウクライナとロシアの代表団が米国で協議を行うことを提案した。開催地はマイアミとなる可能性が高いという。ゼレンスキー大統領は「我々は参加を確認した」と述べた。
CNNは、ゼレンスキー大統領の発言について米政府にコメントを求めている。
ロシア側は、ウクライナがドンバス地方全域を放棄することを求めている。ドンバス地方の約4分の1は現在もウクライナ軍が掌握しており、ウクライナは領土の割譲を拒否している。
ゼレンスキー大統領は、現在の前線が停戦の基盤となる考えを示した。また、「米国側は監視態勢を保証できると言っている」と述べ、アラブ首長国連邦(UAE)のアブダビで行われた3カ国協議に言及した。「安全の保証なしに戦争を終わらせることはできない。これは絶対的に確かなことだ」
ゼレンスキー大統領は米国とロシアの二国間協議の一部がウクライナに影響を与える兆しがあるとし、「ウクライナは、我々抜きで締結された、我々に関するいかなる合意、たとえ潜在的な合意であっても、支持しない」と強調した。
ゼレンスキー大統領のこうした発言の前には、ロシアがウクライナの電力インフラに対する大規模攻撃を再び実施し、複数の地域が夜間に無人機やミサイルで攻撃された。
今回の攻撃の前には、米国の提案で双方がエネルギーインフラへの攻撃を一時的に休止していた。ゼレンスキー大統領は、米国が「双方が再び米大統領のエネルギー分野の緊張緩和構想を支持する」ことを提案したと述べた。ウクライナは同意したが、ロシアはまだ応じていないという。
ゼレンスキー大統領によると、直近のロシアの攻撃では400機以上の無人機や約40発のさまざまなミサイルが使われた。主な標的は送電網、発電施設、変電所だったという。「エネルギー施設は甚大な被害を受け、国のほぼ全域で電力事情に影響が出ており、大規模な停電が発生している」
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