高市早苗総理大臣(首相)が、衆議院を解散しました。各地で与野党の候補者が活動を始めています。今回の総選挙(衆議院選挙の別の呼び方です)は2月8日に投開票されます。
とにかく異例ずくめです。1月の解散は36年ぶり、通常国会を召集していきなり解散したのは60年ぶりです。
例年の1~3月は、春以降の国の年間予算が国会で審議されます。歴代首相の多くは予算の成立を優先し、この時期の解散は避けていました。
しかも真冬に行われる選挙です。北海道、東北などで「大雪」がニュースになっていますよね。各党は選挙運動がままならず、有権者が投票所に行くのも一苦労でしょう。
それでも高市首相が解散に踏み切った背景には、政権の力が弱いという悩みがありました。与党の自民党と日本維新の会は衆議院で過半数ぎりぎりの議席しかなく、思ったように政策を進められません。「過去の政権から大きく方針を転換する」と訴え、議席を伸ばそうと狙っています。
一方、不意打ちされた野党は「選挙に大義(立派な目的)がない。わがままだ」と反発しています。支持率の高い高市さんに対抗するため、立憲民主党と公明党が合流し、新党の「中道改革連合」を結成しました。
これも驚くべき展開です。公明は昨年まで連立与党として、野党の立憲と対立してきたからです。ただ、公明は高市首相とそりが合わず、野党に転じました。新党は「自民に代わる選択肢になる」とアピールしています。
最近の国政選挙では、国民民主党などの新興勢力が議席を伸ばし、そこそこの規模の政党がたくさんある「多党化」が進んでいます。今回、その構図が変わるのかは注目ポイントです。
ただ、各党が慌てて作った公約は、ふわっとした曖昧な内容も多くなっています。みんなの役に立つ具体的な政策で競ってもらわないといけません。選挙が終わった後で「話が違う」と後悔しないために、私たち国民も注意して見ていく必要があります。
皆さんの生活の多くのことが実は政治によって決まっています。少しずつでも、皆さんが政治に興味を持てるようになれたらいいな。一番の気分転換は週末の料理。1973年生まれ、東京都出身。
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