ワシントン(CNN) 米国のトランプ大統領は30日、5月に任期満了を迎えるパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の後任として、ケビン・ウォーシュ氏を第17代議長に指名すると発表した。
トランプ氏は同日午前、自身のソーシャルメディアに「ケビン・ウォーシュ氏をFRB議長に指名することを発表できて嬉しく思う。私はケビンを長年知っているが、彼が偉大なFRB議長の一人、おそらく最高のFRB議長として記憶に残ることに疑いの余地はない」と投稿した。
ウォーシュ氏はFRB議長候補としてはある種型通りの人物だ。元FRB理事であり、トランプ氏の2期目の財務長官候補に挙がっていた。2006年に史上最年少の35歳でFRB理事に任命され、トランプ政権1期目の時点でFRBトップの座を狙う候補者に名を連ねていた。
現在55歳のウォーシュ氏は最近、金融政策に対するスタンスを変えた。かつてはインフレ・タカ派だったが、ここ数カ月の間に公言した内容から、現在は低金利を支持している。また、FRBの人員整理も訴えている。
パンテオン・マクロエコノミクスの米国担当チーフエコノミスト、サミュエル・トゥームズ氏は、30日に発表した論評の中で、「ウォーシュ氏が今日、大統領に金利引き下げを支持する旨を伝えたと推測するのは妥当だろう。そうでなければ、指名されることはなかっただろう」と述べている。「我々の直感では、ウォーシュ氏は大統領への迎合を続けるよりも、歴史が自身の実績をどう評価するかを気にするだろう」
FRB議長の選出は、どの大統領にとっても最も重要な人事の一つだが、現政権下でその重要性はさらに増している。トランプ氏は生活費の引き下げを公約しており、FRBは物価安定の維持に責任を負っているからだ。
トランプ氏は過去1年間、FRBとパウエル氏を激しく非難し、自らが指名したパウエル氏が利下げを行わなかったことを糾弾してきた。今月初め、パウエル氏は異例のビデオ声明で、トランプ政権がFRBとその議長に対する刑事捜査を開始したことを明らかにした。この異例の非難の中でパウエル氏は、このような動きは、大統領の意向に沿って金利を引き下げるようFRBを脅迫するための「口実」だと述べた。
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