ワシントン(CNN) 米連邦準備制度理事会(FRB)は28日、政策金利を据え置いた。FRBは、政治的介入なしに金利を設定できる権限を維持しようとしている。
FRBは政策金利を3.50~3.75%の範囲に維持した。昨年後半に3会合連続で利下げを行った後の据え置きとなった。FRBのパウエル議長は会合後の記者会見で、今後も政策金利を維持する姿勢を示唆した。
一方、パウエル氏はホワイトハウスとの対立については多くを語らなかった。パウエル氏は今月に入り異例の動画を公開し、トランプ大統領を批判していた。
今回の決定は全会一致ではなかった。トランプ氏が任命したミラン理事とウォラー理事は、0.25ポイントの利下げを支持して反対票を投じた。ウォラー理事は5月にパウエル氏の任期が終了した後のFRB議長候補の4人のうちのひとり。
トランプ大統領は、FRB議長の指名を「かなり近く」に発表する意向を示している。この決定は、世界の金融に大きな影響力を持つ役職を巡る数カ月に及ぶプロセスの最終局面となる。
パウエル議長の会合は残り2回で、市場も夏までは利下げを織り込んでいないことから、トランプ氏によるFRB議長の選出はウォール街にとって最大の関心事ともなっている。
パウエル氏は金融政策の見通しについて全体の大まかな考え方を示し、差し迫った利下げの必要性はないと示唆した。
「私だけでなく、多くの同僚も、入手したデータを見て、現時点で政策が著しく引き締め的だと判断するのは難しいと考えている」とパウエル氏は記者団に語った。つまり、経済は持ちこたえているように見えるため、現時点で利下げを行うのは理にかなっていないということだ。
FRBも経済成長を「堅調」と表現している。失業率についても「安定化の兆しが見られる」とした。昨年は労働市場の弱まりの兆候を受けて利下げに踏み切ったが、FRBは景気の悪化を未然に防ぎたい考えだ。
パウエル氏は記者からの質問を受けて後継者への助言として「選挙で選ばれた政治から距離を保つことだ」と語った。「民主主義の責任を問う窓口は議会であり、議会に行って人々と話すことは、我々にとって受動的な負担ではない。それは積極的かつ定期的な義務だ。選出された監督者たちから獲得するものであり、そのためには努力が必要であり、私はその努力を怠らなかった」
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