(CNN) 米陸軍士官学校(アーミー)と米海軍士官学校(ネイビー)のアメリカンフットボールチームが対戦する毎年恒例の「アーミー対ネイビー」の試合について、トランプ大統領は17日、大学フットボールなど他の一切の試合との競合を阻止する大統領令に署名すると発表した。
ホワイトハウスが大学フットボールの日程やテレビ放送に対して直接介入しようとするのは極めて異例。
トランプ氏は自身のSNSトゥルース・ソーシャルに「アーミー対ネイビー・ゲームは米国の偉大な伝統の一つだ。比類なき愛国心、勇気、そして栄誉。この素晴らしい伝統が、大学フットボールのプレーオフ試合や巨額TVマネーに押し流されるリスクにさらされている。だがもうそんなことはない!」と書き込んだ。
トランプ氏によると、大統領令によってアーミー対ネイビー試合の独占放送枠が確保される。これは2038年まで同試合の放送権を持つパラマウント・スカイダンス傘下のCBSを利する動き。パラマウントの最高経営責任者(CEO)を務めるデビッド・エリソン氏の父は、トランプ氏の取り巻きと親しい関係にあるオラクル共同創業者ラリー・エリソン氏。
「私の政権下で12月の第2土曜日はアーミー対ネイビーのものであり、アーミー・ネイビーだけのものだ! 私は間もなく歴史的な大統領令に署名して、4時間の独占放送枠を守る。これでこの国家的イベントが、商業的なポストシーズン試合の上に立つ。他の試合やチームがこの時間枠を侵害することはできない!」とトランプ氏は続けた。
トランプ氏がこの大統領令に署名したとして、どう執行するのかは不明だ。米連邦通信委員会(FCC)はテレビ放送を規制しているものの、ケーブルテレビや配信サービスは規制していない。プロフットボールNFLの試合は米議会が制定した反トラスト法の対象となっている。
トランプ氏は昨年1月の就任以来、繰り返し放送やメディアに対する介入を続けてきた。
陸軍士官学校の「ブラックナイツ」と海軍士官学校の「ネイビー・ミッドシプメン」が対戦する毎年恒例のアーミー・ネイビー試合の歴史は1890年にさかのぼる。
「我々は伝統を守り、我々を守ってくれる選手を守らなければならない」とトランプ氏は書き込み、「これを全てのテレビ放送網、放送局、報道機関に対する通告としたい」と強調した。
トランプ氏は2025年12月、ボルティモアで開かれたアーミー対ネイビーの試合を観戦し、コイントスに参加していた。試合観戦はこれで6回目。この日はアーミー対ネイビーの試合開始の30分後に別の試合が始まるなど、大学フットボールの複数の試合が重なっていた。
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