(CNN) 代表的な米国のロックバンド「グレイトフル・デッド」の創設メンバーで、精力的な活動ぶりから60年間一度も休まずにツアーを続けているように見えたボブ・ウィアーさんが死去したことが分かった。公式サイトに声明が掲載された。
声明によると、ギタリストでボーカリスト、ストーリーテラーでもあったウィアーさんは昨年7月にがんと診断され、「勇敢な」闘病生活を送っていた。肺の基礎疾患に倒れ、愛する人に囲まれながら「安らかに」息を引き取ったという。
ウィアーさんはロックやフォーク、ブルースの影響を受けたバンド、グレイトフルデッドの最年少メンバーだった。グレイトフルデッドは長年にわたって即興主体のジャムシーンを席巻しており、最近では昨年夏、残りのメンバーがサンフランシスコのゴールデン・ゲート・パークに再集結して結成60周年を祝うコンサートを開いた。声明によると、ウィアーさんはこの夏の公演の数週間前にがんの治療を始めたという。
ウィアーさんは「シュガー・マグノリア」「トラッキン」「キャシディー」「スローイング・ストーンズ」など、グレイトフルデッドの代表作の作曲や共作を手掛けた。
声明では「彼の作品には部屋に音楽を響かせるという以上の意味があった。それは魂を満たす暖かな陽光であり、コミュニティーや言語、そして世代を超えてファンに受け継がれる家族の感覚を育んだ。彼の奏でるすべてのコード、歌うすべての言葉が、彼の紡ぐ物語の不可欠な一部になった。そこには誘いあった。感じ、問いかけ、さまよい、居場所を見つけるための誘いが」と述べている。
ウィアーさんは10代の頃、サンフランシスコで結成されたばかりのグレイトフルデッドに参加した。1960年代から70年代にかけてのサンフランシスコではおなじみのバンドだった。終わりなきツアーをこなし、その中にはウッドストックのような文化の節目も含まれる。77年にはニュージャージー州イングリッシュタウンで10万を超える観衆を前に、グレイトフルデッドでおそらく最大となる公演を行った。
80年代後半には、バンド唯一のトップ10ヒットとなった「タッチ・オブ・グレイ」で再び人気を博し、その後は長年にわたり新旧のファンを集めてスタジアムを満員にした。「デッドヘッズ」と呼ばれるファンはツアーに同行しつつ、絶えず変化する曲目や長いソロ、ジャムで公演ごとに異なる味わいが添えられるのを楽しんだ。
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