(CNN) アイルランド西部チュアムで20世紀に運営されていた母子施設「母と子の家」の跡地で、乳児の埋葬場所が新たに見つかった。法医学の専門家は5日、施設の敷地で進められている発掘作業で「重要な」発見があったとの見方を示した。
チュアムの施設はカトリックの修道女会が運営していたもので、36年間でおよそ800人の乳幼児が死亡した。遺体は遺棄されたと見られている。
この歴史は2014年、郷土史家のキャサリン・コーレスさんによって突き止められた。コーレスさんの調査の結果、施設で乳児796人が死亡したものの埋葬記録は残されず、使用廃止後の汚水浄化槽に遺体が入れられていたことが判明した。
今年の夏、チュアムの独立機関「ODAIT」の監督の下で発掘作業が始まった。
ODAITは最新の報告で、法医学者が第2の埋葬場所の存在を示す「一貫した証拠」を発見したと説明。
ODAITのダニエル・マクスウィーニー局長は5日、公共放送RTEに対し、第2の埋葬場所は浄化槽から50〜100メートル離れた地点だと明らかにした。
ODAITによると、7月の発掘開始以降、先月発見された4人の分を含め乳児11人の遺骨が見つかった。発見された遺骨はひつぎに納められ、法医学分析に回された。
マクスウィーニー氏によると、これまでに160人から遺骨の身元確認用にDNAを提供するとの申し出があった。該当する他の家族にも同様の対応を求めているという。
アイルランドでは20世紀の大半の時期、妊娠した少女や未婚女性を秘密裏に出産させるため「ホーム」に送るという慣行があり、チュアムの施設も数十カ所に上るこうした「ホーム」の一つだった。
女性たちはしばしば子どもから強制的に引き離された。アイルランドや英国、さらには米国やカナダ、オーストラリアといった遠隔地で里親に迎えられる乳児もいたが、数百人が亡くなり、遺体は遺棄された。自分の子に何が起きたのか知らないままに終わる母親も多かった。
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