2025 Nov 05 , by:
CNN
(CNN) 地球温暖化がマラソンの記録更新を阻む大きな障壁になりつつある。世界の気温上昇に伴い、エリート選手が世界記録を破ったり、市民ランナーが自分の目標を達成したりすることが難しくなっているという研究結果がこのほど発表された。
研究結果は非営利研究組織のクライメート・セントラルが発表。マラソンの221大会について分析した結果、86%の大会で2045年までにランナーにとって最適な条件が整う可能性が低くなるとの見通しを示した。
その中には2日に行われたニューヨークシティー・マラソンのほか、ロンドン、ベルリン、東京、シカゴ、ボストン、シドニーの世界6大マラソンが含まれる。
暑さはランナーにとって過酷な影響を及ぼす。
英スコットランドの長距離ランナー、マイリ・マクレナンさんは「レース中に選手が脱水症状や熱中症で倒れ、回復に何カ月もかかる姿を何度も目の当たりにしてきた」とCNNスポーツに語った。
「そうした経験は、血液の濃さや体がどれだけ早く回復できるか、何日間にもわたる水分補給レベル、さらにはトレーニング能力にも重大な影響を及ぼす。自分が追求している成果や目標の達成を遅らせる可能性もある」
研究によると、エリートランナーにとって最適な気温は男子マラソンが4度、女子マラソンは9度とされる。
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