2025 Oct 29 , by:
CNN
(CNN) 米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムは28日、今年中に従業員1万4000人を削減すると発表した。同社は人工知能(AI)技術の本格導入を見据えている。
アマゾンによれば、主要分野での採用は継続し、失職した社員を優先的にこれらの職務に充てる。同社はこれで人員削減が終わりではないとしている。
アマゾンで人事などを担当するシニアバイスプレジデント、ベス・ガレッティ氏は社員向けのメモで、主要な戦略的分野での採用を継続するとともに、階層化の削減や責任の明確化、効率性の向上が図れる領域を模索していくと述べた。
ロイター通信は先に、アマゾンが人員削減を予定していると報じ、最終的な削減数が3万人に達する可能性もあると伝えていた。
ガレッティ氏によると、アマゾンは最高経営責任者(CEO)アンディ・ジャシー氏の掲げる世界最大級のスタートアップ企業のような事業運営という構想を実現するために、よりスリムな組織体制が必要だという。
米雇用機会均等委員会(EEOC)に提出された2024年の調査によると、アマゾンの企業部門の従業員数は35万人を超える。今回の人員削減は全体の約4%に相当する。
人員削減は28日から始まり、多くの社員は90日間、社内で新しい職を探す猶予期間が与えられる。社内で再配置できなかった人には退職金と追加の福利厚生が支給されるという。
ジャシー氏は6月の社員向けブログで、AIによる効率化の進展が最終的に人員削減につながる可能性を示唆していた。
This is the title
This is the content
Ok
Cancel
Indonesian
English
Hindi
Thai
Vietnamese
Burmese
Spanish
Portuguese
Arabic
Russian
Chinese