2025 Sep 17 , by:
CNN

(CNN) オリンピックで8個の金メダルを獲得したウサイン・ボルト(39)は、東京で開催されている陸上の世界選手権(世界陸上)で記者団に対し、アキレス腱断裂のため、もう走っていないと語った。引退した今では階段を上るだけで息切れするという。
史上最高のスプリンターとして広く認められているボルトは今でも100メートル、200メートル、4×100メートルリレーの世界記録保持者だ。
ボルトは「ほとんどはジムでトレーニングをしている。ジムが好きというわけではないのだけど、しばらく休んでいたから、実際に走らないといけないと思っている。階段を上るだけで息切れしてしまうから」と語った。
「本格的にトレーニングを再開したら、呼吸を整えるためだけでも何周か走らなければならないと思う」(ボルト)
ジャマイカ出身のボルトは、2017年に引退を発表。最近は多くの時間を子どもたちと過ごしているという。
スパイクなどの技術革新があるにもかかわらず、現在の選手たちがボルトの世代に追いついていないのはなぜだと思うかとの質問に対し、ボルトはこう答えた。「本当の答えを知りたい? 単純に私たちの方が才能があるからだ」
「それだけだ。もちろん、それは男子に関してだけどね。女子が違うのは見ていて分かると思う。彼女たちはどんどん速いタイムで走っている。つまり、才能があるということだ」
ボルトは、同じジャマイカ出身の短距離走のレジェンド、シェリーアン・フレーザープライスを引き合いに、「シェリーは新しいスパイクを履いて、さらに速くなった。つまり、それが才能だ。私たちの才能は、その間ずっとはるかに上回っている。見れば分かる」
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