2025 Sep 17 , by:
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【9月17日 AFP】米国が開発した中距離ミサイル発射装置「タイフォン」が日本国内における陸上自衛隊と米海兵隊との実動訓練「レゾリュートドラゴン25」で初公開されたのを受け、中国は16日、日米両国に対し、タイフォンの撤去を強く求めた。
防衛省によると、陸上自衛隊と米海兵隊は9月11日~25日の日程で「レゾリュートドラゴン25」を実施している。
自衛隊はAFPに対し、同訓練でタイフォンが国内で初公開されたことを認めたが、発射は行われなかったとしている。
中国外務省は16日、日米両国に対し、タイフォンの「速やかな撤去」を求めた。
同省の林剣報道官は定例記者会見で、「米国と日本は中国の深刻な懸念を無視し、合同訓練を口実としたタイフォンの日本配備に固執している」「中国はこれに強い不満と断固たる反対を表明する」と主張。
「米国によるアジア諸国へのタイフォン配備は、地域の軍拡競争と軍事衝突のリスクを高め、地域の戦略的安全保障に実質的な脅威をもたらす」と続けた。
米海軍協会の報告書によると、タイフォンは地上発射型で、迎撃ミサイル「SM6」や巡航ミサイル「トマホーク」を搭載可能。
米軍のウェイド・ジャーマン大佐は15日、岩国基地で記者団に対し、タイフォンはトレーラーに搭載して移動が可能で、険しく厳しい状況下でも運用可能だと説明した。(c)AFP
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