アメリカ南部テキサス州で発生した鉄砲水による犠牲者は少なくとも24人となりました。サマーキャンプに参加していたおよそ23人の少女が行方不明になっているということです。
アメリカ・テキサス州を流れるグアダルーペ川の周辺で4日早朝、大雨による鉄砲水が発生しました。地元当局は、車ごと水に流されるなどして、これまでに少なくとも24人の死亡が確認されたと発表しました。
また、AP通信によりますと、当時、氾濫した川の近くで750人ほどがサマーキャンプに参加していて、そのうち、7歳から17歳の少女およそ23人が行方不明になっています。
州知事は、州の中部に災害非常事態を宣言。ヘリコプターやドローンを使うなど、当局が24時間態勢で捜索活動を続けています。
地元当局は、猛烈な雨で、グアダルーペ川の水位が45分間で8メートルあまり上昇したと発表し、「非常にスピードが速く、ここまでの事態を予期できなかった」としています。
この地域では今後も雨が続くと予想されているため、地元当局はさらなる災害に対しての警戒を呼びかけています。
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