2025 Jun 23 , by:
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【6月23日 AFP】サッカーイタリア・セリエB(2部)のプレーオフは22日、第2戦が行われ、サンプドリアはUSサレルニターナ1919のサポーターが起こした騒動により試合が中止となったため、クラブ史上初となるセリエC(3部)降格を免れた。
ホームのサレルニターナのサポーターが怒りを示し、ピッチに発煙筒や爆竹、座席を投げ込んだため、試合は65分に中断されるとそのまま中止となった。
第1戦に2-0で勝利していたサンプドリアはこの日も2ゴールを挙げていたが、混乱を受けてサレルニターナが0-3での敗戦という処分を科されると見込まれており、2戦合計5-0でサンプドリアの勝利となる可能性が高い。
サンプドリアはレギュラーシーズン最終節で引き分けると、サレルニターナが白星を挙げたことで降格圏の18位に転落。しかし、その後ブレシアが会計および管理上の違反で勝ち点を剥奪されたことで順位を落とし、サンプドリアは降格プレーオフ圏内に順位を上げていた。
サレルニターナはレギュラーシーズンの順位が上のため、2戦合計で引き分ければ残留できる状況だったが、この日は先制点と思われたゴールがハンドで取り消されると、数分後に失点を喫してファンの怒りが爆発。後半序盤に追加点を許すとさらに激化した。
サレルニターナのサポーターは試合を何度も中断させ、選手たちは観客が落ち着くことを願ってロッカーに引き上げたが、戻ってきた直後にスタンドから再び物が投げ込まれため主審は試合を終了させ、サンプドリアの降格の恐れも終わらせた。(c)AFP
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