2025 Jun 10 , by:
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【6月10日 AFP】パレスチナ自治政府のマフムード・アッバス議長は、フランスが10日に公開した書簡の中で、ガザ地区のイスラム組織ハマスに「武装の放棄」を求めるとともに、パレスチナ人を保護するための国際部隊の展開を呼びかけた。
アッバス氏は9日、イスラエルとパレスチナの二国家解決に関する会議を国連(UN)本部で今月、共同開催するフランスとサウジアラビアのエマニュエル・マクロン大統領とムハンマド・ビン・サルマン皇太子に書簡を送った。
アッバス氏はガザ紛争を終結させ、中東に平和をもたらすために必要と考える主要なステップを概説する中で、「ハマスはもはやガザを支配しておらず、武器と軍事能力をパレスチナ治安部隊に引き渡さなければならない」と述べた。
また「国連安保理の権限下での安定化・保護ミッションの一環として、アラブおよび国際部隊の展開を受け入れる用意がある」と述べた。
さらにアッバス氏は「われわれは明確かつ拘束力のある期限の中で、国際的な支援・監督・保証の下、イスラエルの占領を終結させ、未解決の最終的地位に関する諸問題をすべて解決する和平合意を締結する用意がある」「ハマスは直ちにすべての人質と捕虜を解放しなければならない」と記した。
フランス大統領府は声明で「二国家解決の実現に向けた具体的かつ前例のないコミットメント」であると歓迎した。
マクロン氏はパレスチナ国家を承認する「決意」を示しているが、ハマスの「非武装化」などいくつかの条件を提示している。(c)AFP
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