【5月9日 AFP】ボクシング元世界王者のマニー・パッキャオ氏（46、フィリピン）が約4年ぶりに現役復帰し、WBC世界ウエルター級王者マリオ・バリオス（米国）と対戦すると、8日に米スポーツ専門チャンネルESPNが報じた。
匿名の情報筋が語ったところによると、この一戦は7月19日に米ネバダ州ラスベガスで行われる予定となっている。またESPNによると、WBCのマウリシオ・スレイマン会長は先週サウジアラビアで、パッキャオ氏がバリオスとタイトルマッチを行う予定で、米ネバダ州アスレチック・コミッションからすでに試合の許可を得ていると述べていた。
WBCの規則では、引退から復帰する元チャンピオンはタイトル戦の開催を要求することができる。
元8階級王者のパッキャオ氏は、2021年8月21日に行われたWBAスーパー世界ウエルター級タイトルマッチで当時の王者ヨルデニス・ウガス（キューバ）に敗れてから、公式戦には臨んでいない。
通算戦績62勝（39KO）8敗2分けを誇るパッキャオ氏は、来月国際ボクシング殿堂入りする予定で、来週にはフィリピンで上院議員選に臨むことになっている。
一方でバリオスは、29勝（18KO）2敗1分けの戦績を残しており、昨年12月に引き分けながらも王座防衛を果たしている。(c)AFP
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