2025 Apr 26 , by:
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【4月26日 AFP】ドナルド・トランプ米大統領は25日、ロシアとウクライナの停戦協議について、「合意に非常に近づいている」と述べた。ロシア大統領府(クレムリン)によると、同国のウラジーミル・プーチン大統領は同日、米国のスティーブ・ウィトコフ中東担当特使と会談し、ウクライナとの直接交渉再開の可能性について協議した。
だが、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、ロシアが2014年に一方的に併合したウクライナ領クリミア半島を放棄する案を改めて拒否。プーチン氏とウィトコフ特使の会談の直前にはモスクワ郊外でロシア軍幹部が自動車爆弾攻撃で殺害された。
ローマ・カトリック教会のフランシスコ教皇の葬儀に参列するため、25日夜に伊ローマ入りしたトランプ氏は、「ロシアおよびウクライナとの交渉・会談で良い一日だった」と述べた。
自身のSNS「トゥルース・ソーシャル」に「彼らは合意に非常に近づいている。両国は今こそ『仕上げ』のため、非常に高いレベルで会談すべきだ」「主要な争点の多くは合意に至っている」と投稿したが、それ以上の詳細は明らかにしなかった。
クレムリンのユーリ・ウシャコフ大統領補佐官は、プーチン氏とウィトコフ特使の会談について、「建設的」と評し、「直接交渉再開の可能性」についても議論したと発表。この会談で、ウクライナ問題に関する米国とロシアの立場が「より近いものになった」と述べた。
ロシアが2022年2月にウクライナへの全面侵攻を開始して以来、両国は直接交渉を行っていない。(c)AFP
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