
自らを「関税男」と称するトランプ大統領。日本時間3日に「相互関税」について発表する予定です。日本にも影響を及ぼす関税の引き上げ発表に世界が注目しています。
日本時間の午後8時すぎ、アメリカのトランプ大統領はSNSにこう投稿しました。
「アメリカ解放の日だ!」
“解放の日”としたトランプ大統領。貿易相手国と同じ水準の関税を課す「相互関税」の詳細を日本時間の3日朝5時に発表するとしています。
レビット報道官
「私の理解では『相互関税』は2日に発表され、直ちに発効します」
さらに、3日に発動されるのが輸入自動車の追加関税です。
トランプ大統領(先月26日)
「アメリカで製造されていない全ての自動車に25%の追加関税を課す」
アメリカ・アトランタの自動車販売店。
車のディーラー
「あれがホンダ・フィット、あっちにあるのがシビック。2週間で1000台売れる」
日本車は人気があるというこちらのディーラー。いま気がかりなことは…
車のディーラー
「今回の関税は直接影響を与えるでしょう。急いで車を買いに来るお客様が増えるかもしれない」
実際に、関税発動を前に駆け込み需要で販売台数が増加したとみられる動きも…。
日本の自動車メーカー大手6社が1日に発表した今年1月から3月までのアメリカでの新車販売台数は、去年の同じ時期に比べて4.5%増えました。
ただ、3日から日本車を含む全ての輸入車に対し25%の追加関税が発動される予定。その関税分が単純に販売価格に転嫁された場合、例えば400万円の車は500万円になるため、アメリカでの販売の落ち込みが懸念されています。
こちらは、マツダが主要な取引先の自動車部品メーカー。
スターライト工業 自動車事業 高宮英樹 執行役員
「ボンネットとフロントガラスの間、ワイパーの根元部分」
都内のオフィスで欠かさずチェックしているのが、トランプ政権の動向です。
スターライト工業 自動車事業 高宮英樹 執行役員
「3日から(トランプ)関税が発動するので、新しい記事に関しては注視している」
1台に3万もの部品を使うという自動車。関連企業は550万人の雇用をかかえる日本の基幹産業です。
スターライト工業 自動車事業 高宮英樹 執行役員
「我々のお客(マツダ)が日本で作る生産台数が落ちることに直結する。危惧している。雇用にも影響が出ないように、どうやって柔軟にしていけるかが我々の使命だと思っている」
日本の雇用にも影響を与えかねない一方的な関税。その発表はまもなくです。