
雪道や凍結した道路を運転する際、どのようことに気をつければいいのか、JAF高知支部で注意点や必要な備えについて聞きました。 この冬一番の強い寒気が流れ込む高知県内。今回は山間部だけでなく平地でも積雪や路面凍結の可能性があり、影響が長引くことも予想されています。 (JAF高知支部 ロードサービス隊 西川和孝 隊長)
「ノーマルタイヤで雪道や凍結路を走行すると、タイヤが空回りして立往生するリスクがあります。スタッドレスタイヤを推奨させていただきます。あとはタイヤチェーンであったり、布製の簡易的なタイヤチェーンもございますので、こちらの準備も推奨させていただきます」 こちらはJAFが制作したタイヤの種類によって雪道での車の制動距離を比較する映像です。 雪道でのノーマルタイヤはスタッドレスタイヤなどに比べ制動距離が長くなるので、車で外出する予定がある人は冬用タイヤの装着や車にタイヤチェーンを搭載しておくことが必要です。 気を付けたいのはタイヤだけではありません。路面の状況にも注意が必要です。昼間は濡れているだけだった路面でも、夜間は凍結している可能性があります。 (JAF高知支部 ロードサービス隊 西川和孝 隊長)
「特に凍結しやすいところがトンネルの出入り口であったり、橋の上、日陰になっている山間部、そういったところは凍結が予測されるので、十分手前から速度を落として安全に通行していただきたいと思います」 JAF高知支部では2024年12月以降、雪が絡むトラブルで合わせて21回出動や作業を実施。ほとんどがスリップによる立往生だったということです。 JAFでは雪道を走る際には「無理をしないこと」と事前の準備が重要だと話します。 (JAF高知支部 ロードサービス隊 西川和孝 隊長)
「決して無理はせず、冬用タイヤの準備などを事前に備えていただきたいと思います。高知県が出している道路カメラも参考にしていただいて、通行する道路も雪のないところを選んで走行していただきたいと思います」