2024 Oct 22 , by:
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【10月22日 AFP】レバノン保健省は、首都ベイルート南郊にある国内最大の公立病院付近が21日にイスラエル軍の空爆を受け、子ども1人を含め少なくとも4人が死亡、24人が負傷したと発表した。レバノン国営通信社NNAは、ベイルート南部でも十数回の空爆があったと報じている。
保健省は、ハリリ(Hariri)病院の入り口が攻撃されたが、病院は現在も稼働しており、多数の患者を受け入れていると明らかにした。
また、イスラム教シーア派(Shiite)組織ヒズボラ(Hezbollah)がベイルート南方のサヘル(Sahel)病院の地下に約5億ドル(約750億円)を隠しているとするイスラエル軍の主張を否定した。
NNAは、イスラエル軍はベイルート南部のウザイ(Ouzai)地区を少なくとも3回爆撃したと報道。ウザイの真南に位置するハレトフレイク(Haret Hreik)地区やハダス(Hadath)地区を含め、十数回攻撃したと伝えている。
ベイルート南郊の大半の地区では1か月近く前から退避が進み、人けがなくなっているが、人口密度の高いウザイ地区はこれまで一度も標的にされたことがなかったため、今なお大勢の市民が居住している。
ヒズボラ系の救助隊はAFPに対し、ウザイ地区のがれきの中で生存者の捜索活動を行っていると話した。イスラエル軍は避難警告の直後に空爆を仕掛け、住民が「パニック」に陥り、「通りを走りだした」と説明。イスラエル軍は「市民が避難する猶予を一切与えなかった」と指摘した。(c)AFP
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