2023 Sep 10 , by:
Top News
「自分を出せない」と言う人が多い。本当はこんなことを思っているのに、それを口に出せない、表現できないのが不満なのである。 こういう人が強く惹かれるのが、「ありのままの自分」という言葉である。心のことや人間関係に関する本などを読んでみても、「ありのまま」でふるまうこと、生きることがどれほどすばらしいかと書かれているので、ますますそれに憧れてしまうようである。 けれども、人は、他の人の関係を生きる限り、つまりこの社会の中で生きる限り、「ありままの自分」でいることを刺激されるのはやむを得ないことなのである。(中略) 好むと好まざるにかかわらず、社会を維持するために秩序が必要であり、その結果、そこに生きる個々人がさまざまに制約を受けるのは当たり前のことと考えなければならない。 私たちは小さい頃から「社会的な自己」というものを形成していく。こういう場面ではこのようにふるまわなければならない、といったことを学習させられる。校長先生の前ではこのようにしていなさい、初対面の人の前ではこのようにふるまいなさい、と。このようなことを学習していないと、つまり「ありのまま」でいると、社会に適応できない仕組みになっているのだ。 しかし、その社会的な自己、さまざまな場面でいろいろな自分を出すことが、何か嘘の自分であるかのように思ってしまう人もいるわけだ。そこには何かしら勘違いがある。人と人との関係には必ず役割というものがあって、その役割を学び、生きることこそが必要不可欠なのである。
This is the title
This is the content
Ok
Cancel
Indonesian
English
Hindi
Thai
Vietnamese
Burmese
Spanish
Portuguese
Arabic
Russian
Chinese