2023 May 20 , by:
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最近、長い間働いた会社をやめて、日本そば屋を始める人が増えているそうだ。今年の4月、奥さんと二人で中村駅前に小さい店を開いた「そば屋 しんしゅう」のご主人、(1)森さんもその一人だ。「収入は減ったけど、今はやってよかったと思っています」と、森さんは言う。 そば屋を開く人が多いのはなぜか。そば屋は、てんぷら屋やすし屋、中華料理店やフランス料理店などに比べると、あつかう材料の種類も少なく、作り方もそれほど難しくない。また、最近は健康に気をつける人が増え、外食の時にそばのような体にいい食べ物を選ぶ人も多くなっているからだ。 森さん夫婦は、一年くらい知り合いのそば屋を手伝いながらそばの作り方を勉強し、自分の店を開いた。だが、いつも同じ味のおいしいそばを作り続けることは本当に難しそうだ。 「そば屋 しんしゅう」の開店は午前10時だが、森さんは朝6時に店に入り、準備を始める。そして、店が終わってからも、毎晩おいしいそばを作り方を熱心に研究している。「お客さんの『おいしかったよ』という言葉を聞くと、疲れても消えるんですよ」と森さん。その横で「③大変ですよ。夫とけんかをしても、店ではにこにこしていなければなりませんから」と奥さんが笑う。 サマリーマン時代にはできなかった経験をしている森さんは、今、そば屋の経営を心から楽しんでいる様子だ。いろいろ苦労はありそうだが、これも人生の一つの選択だろう。
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